写真作品を芸術と捉えるなら基本的に必要なものは「生まれ持った感性ですが、次に必要なのは撮影する時に作品に仕上げた時のイメージを持ってシャッターを切る意識がとても大切な事です。
どんなにカメラの機能が発達しても、後からの手を加えずに撮影しただけの写真がソノママ作品に出来ることは極稀なことで偶然にも等しい出来事です。
それでは写真家はどのようにして写真のクオリティーを上げているのかが気になりますよね。
それは撮影時の設定でRAWdataを残せるようにしておくことなんです。
RAWdataとは撮影時の光に対する情報をありのままに書き込んでいるdataの事で、これに現像ソフトを使って好みの結果に変更することを現像作業と言います。
現像作業自体はフィルムカメラ時代からやっていましたが、デジタルカメラに成ってからはパソコンでやるために暗室で酢酸の匂いを嗅ぎながらの作業は姿を消しました。
そしてもう一つ変わったのがJPGファイルの出現です。
シャッターを押した直後にカメラ内の現像ソフトが設定された条件に近い現像を終わらせてdata化してくれるので、撮影者は何も考えなくても一応写真は出来上がるのですが、機械が勝手に進める作業のため撮影者の意図が盛り込まれることは無く、クオリティーの低い単なる写真が量産されるだけで撮影者の狙いや思い入れを盛り込むことは出来ません。
写真作品と呼べるハイレベルなモノを作るためには如何しても手動での現像作業それをもっと印象深い作品に仕上げるためのレタッチ作業を経なければならないのはこんな理由からなのです。
それでは その後の現像やレタッチの作業でどうしても補えない要素があるのでそれだけは頭において撮影しましょう。
それは 構図」 「ピント」 「シャッター速度」の三つにカメラの固定や動きを加えた四つになります。
何れも後の作業では補いきれない要素なので頭に入れながら撮影をしてください。